●NPO法人マザーシップの趣旨…
戦後の日本は、急速に発展し物質的にはだれもが豊かな暮らしを手に入れた反面、「少子化超高齢化」という最大の課題に直面しています。 平和なはずのこの国で、幼
児虐待、老親虐待、不登校、引きこもりなどのニュースが話題にならない日はありません。戦争のないはずの日本の自殺者は、年間3万人を超えています。高学歴社会
といっても、子育てや介護の仕方は学校教育の中では教えられていません。経済的な豊かさゆえに、家族のあり方が変わり、独身者、一人暮らしも増え、核家族化して
います。 3組に1組が“できちゃった婚”という時代、子育ての難しさ、不安や悩みを抱え、子どもの育て方がわからない親達も増えています。地球温暖化、異常気象など
地球環境の変化を実感します。ダイオキシンをはじめとする環境ホルモン、遺伝子組み換え技術、農薬の汚染など生態系・食の安全が問われています。地球という限り
ある星を私たちは次世代に継承していく責任があります。子ども達こそ、次世代につなぐべき最も大切な資源です。そのために(親子共育)(情操教育)(予防教育)(環
境教育)に取り組んでまいります。
●オレンジリボンとは…
栃木県小山市の市民ボランティアグループ「カンガルーOYAMA」が始めた、胸にオレンジ色のリボンをつけ、育児に悩む家庭を支援し、子どもへの虐待をなくそうとい
う運動です。エイズ患者支援のための「レッドリボン」運動や、乳がん患者に対する支援の「ピンクリボン」運動に触発されたもので、オレンジ色のリボンを胸につけるこ
とで、「子育てを応援します」というメッセージを表現します。小山市では2004年に幼い2人の幼児が、同居する男によって川に投げ込まれて死亡するという痛ましい
事件が起こっており、事件後、市民の間で「自分たちでなにかできたのでは「」という声があがり、それがボランティアグループの結成につながりました。虐待の芽を早く
から摘み取るには周囲が見守ることがとても重要で、そのためにオレンジ色のリボンで啓発を行っています。
日時 | 平成20年11月23日(日)13時30分〜17時00分 |
会場 | 女性総合センターアイム 1Fホール(ホームページ) |
プログラム |
第一部 ■基調講演(13時30分〜14時15分) 「生」教育 行きぬく力を身につける 生まれる現場から少子化対策 ⇒講師:井上裕子先生(井上レディースクリニック理事長・院長/NPO法人 マザーシップ代表) ■パネルディスカッション(14時20分〜15時50分) ※医療の現場から…そして全国各地のユニークな取組み事例まで子どもの未来を見つめて、子育てと支援の在り方を考えます。 ⇒パネリスト:井上裕子先生 中山ひとみ議員(立川市議会) 岩元喜代子議員(立川市議会) 濱砂圭子(株式会社フラウ 代表取締役社長) 中橋恵美子 代表(NPO法人わははネット) 第二部 ■ヒーリングコンサート(14時20分〜15時50分) 「出づる生命 その可能性と希望と…」Lullaby・子守唄 演奏:アンサンブル・ニッポニカ、漆原恵美子さん(ソプラノ)ほか |
お問合せ 申込み |
NPO法人 マザーシップ 事務局(担当:杉田) ■住所:東京都立川市富士見町1-26-9 ■電話番号:042-527-1454 |
主催 |